よろず壁新聞

こんなもの見つけた!−ナイスなグッズ 食品編(2017)


 「飲むミドリムシ」他(2017.12.24)

種子島は南海の孤島の細長い田舎島ですけど、太古の昔から・・・もとい、江戸時代から砂鉄を使った鍛冶が盛んで、塩田もあれば、米もあり、芋もある。周りは海に囲まれています。全国的に飢饉は何度もあっても、種子島はどうなんでしょうね。食に飢えるってゆうことは無かったと思いますがどうでしょう。

食には困らない環境にあるので、虫にまで触手を延ばす事はなかったみたいです。ですから、虫を食う文化は無いですよ。そんなことを言うと、種子島だけじゃないですね。長野とかを除けば、日本で虫を食うという文化はなかなか無いですよね。

なんででしょうね。日本食は”目”が大事という美意識からでしょうかね。確かに虫は栄養価的なコストパフォーマンスはあっても、見た目がグロイですからねぇ。でも、難しい話なので正直よく分からないですが、虫は次世代を担う重要な食料になるんじゃないかと言われています。

その予兆は見え隠れしています。特に注目されているのが「ユーグレナ」商品。カタカナにすれば言葉の響きがなんとなくおシャレですけど、日本語でいうと「緑虫」です。以前、このページで「ミドリムシクッキー」なる商品をご紹介しました。億単位のミドリムシを生地に練り込んだクッキーで、栄養価バツグン。色も緑のクッキーでした。「ミドリムシ入りラーメン」もそうですね。

「ユーグレナ」でネット検索して見てください。ね、結構あります。東京のスーパーでも並び始めていますね。ユーグレナ商品。主力商品になるのかもです。期待しましょう。今回、ご紹介する商品は、静岡県にある株式会社ユーグレナさんが開発したドリンクです。「ユーグレナ」でごまかさず、きちんと「ミドリムシ」を全面に出しているところは好感度アップです。

今回は3商品をご紹介したいと思います。まず、ひとつ目「飲むミドリムシ グリーンティー」。抹茶ベースにしたもので、抹茶 イン ミドリムシ。抹茶の主張が強すぎるのでミドリムシ感はほとんどないです。ですから飲みやすいわぁ。

 


ふたつ目。「果実スムージー ミドリムシ×植物発酵エキス」。スムージーと野菜ジュースの区別がよくわからないのですが、これだって、ほぼほぼ野菜ジュース。ミドリムシはどこ?ってな感じ。

 


極めつけは、みっつめ目。「飲むミドリムシ」。”グリーンティー”でもなければ、”果実スムージー”でもなく、ずばり「飲むミドリムシ」。これはすごいですよ。ミドリムシがメインのミドリムシ with ちょこっと野菜ジュース。飲むとですね、ん?野菜ジュースと思いきや、うわっとミドリムシが広がります(笑)。味の例えが難しいですね。後味が「古寺の、古池の水を飲んだ」感じです。

 

何でしょう、おじいちゃんの味(笑)。ジュースと言うより薬膳というか、ミドリムシ、飲んでる〜〜、体に効く〜〜・・・ってゆう実感がある飲み物、サプリメントと思えばこれはイケる。



 「忖度御前」(2017.12.10)

2017年の流行語大賞で話題の「忖度(そんたく)」。難しい漢字なので漢字で書かれると読めないし、意味、知らなかったし、まぁ、日常生活には絶対に登場しなかった言葉でしたけど、今は、なにかにつけ「そんたく、そんたく・・・忖度」、鬼の首を取ったかのように高らかと使っちゃいますね。

「相手をおもんぱかる」。外国には無い言葉なんですってよ。海外に行ったことが無く、日本しか知らない私なので、井の中の蛙、大海を知らずかもしれませんが、”相手の事も考えて行動する”ってフツーという意識でいますが(ちゃんと出来ているかは別にして・・・)、外国はまずは自分ファーストなんですって。まぁ、正論で言えばそうですよね。まずは、自分が大事。

ちなみに、種子島に限らないと思いますが、都会じゃ無い田舎生活では、365日忖度の世界です。地域のことを考えず自分だけ・・・なんて素振りを見せると大変な目に遭います。協調性が命よりも大事なので、始終相手の鼓動に前もって合わせなきゃならない。 そういう下地があるからなのかなぁ。

今年、モリカケ問題で一躍注目された「忖度」ですけど、コンビニ大手のファミリーマートが発売開始した「忖度御前」がネットでも話題です。ネットでアンケートを取って企画がスタートしたらしいですけど、不肖ヨシボー、時代に遅れまいと、こうしてこのページでもご紹介します。

 


「忖度」御前と銘打っていますから、「忖度」にちなんだ弁当なんだろうなぁという想像は出来ます。開封してみると、パッと見はコンビニにしては豪華な、いわゆる「幕の内弁当」に見えます。




でも、安心してください。最初は気がつかなかったんですけど、外箱(金色の外箱付きって、これはコンビニ弁当なのか?)にお品書きが付いていました。このお品書きに沿って、中身をご紹介しましょう。

 



@「この案件、」(あんが掛かった大学イモ)



A「うまくいくと、」(野菜のうま煮)



B「めでたいです。」(金目鯛の焼き物)



C「金を目当てにするほど、」(金峰米のご飯)
 


D「腹黒くはありませんが、」(のどくろ乗せ)



E「マメにお会いして、沢山お話をさせていただきたいです。」(枝豆)



F「(ゴマすり)」(胡麻の和え物)



G「最後にこの想いを香の物に込めました。」(そん”たくあん”)



だいぶ、こじつけてますが(笑)、おもしろい企画だし、チャレンジャーですね。この忖度御前、これまたネットでも賛否あって、売り上げ的には厳し目らしいです。小鉢が多いほどうれしい私なので、贅沢なお弁当ですけど、その分、お値段もはります。コンビニ弁当で税込み798円はちょっと高いかなぁ。

甲斐性の無い話ですけど、コンビニ弁当でワンコイン500円を超えると、不肖ヨシボー、悩むんですよね〜。よっぽどの”記念日”じゃないと、500円超えの弁当は・・・ん〜〜買わないのですよ(笑)。



 「網走監獄黒ビール 監極の黒」(2017.11.26)

アグレッシブな商品が続々誕生する、包容力たっぷりの地域性が魅力の北海道。またまた、ご当地商品が誕生!北海道は網走地ビールの「網走ビール株式会社」が商品を開発したそう。やっぱ、「網走」って聞くと、真っ先に「網走監獄」をイメージしませんか?私は「網走番外地」ってゆうフレーズもよぎります。なんとなく、北のはずれの極寒の地というイメージ、ありません?

それを逆手にとった商品ですね。種子島だって「鉄砲」や「ロケット」はイメージできても、その先の言葉には・・・詰まっちゃいますよね。網走とおんなじなんです。でも、網走発の、しかも「網走監獄」にちなんだ商品は、結構東京に上陸していて販売されているのに、種子島発の商品って、ほとんど無いんですよ。

種子島でポピュラーな「飴」ベスト3はこんなもの。東京では・・・入手困難?
  


銀座の鹿児島遊楽館(物産館)ですら、見かけないのですよ。なんとも悲しい限りです。種子島の話はここではどうでもよいのです。網走地ビールの話です。その名も「網走監獄黒ビール 監極(監獄)の黒」。網走監獄をイメージして黒ビールだそうで(監獄をイメージ?ん?どういうこと?)厳選された5種類の麦芽を使用、黒を極めるとこんなビールになるんだそうです。

 


「監極(かんごく)の黒」、しゃれっ気たっぷりのネーミングがイカシていますねぇ。お酒の味はよく分からない私ですが、飲んでみると、ん、喉ごしすっきりで飲みやすいビールです。





 「鮎の姿焼き」(2017.11.12)

小田急狛江駅から徒歩10分。老舗和菓子屋さん「志むら」ってご存じですか?創業50年、知る人ぞ知る有名和菓子屋さんなんだそう。そういう私も知らなんだ。種子島に在住の方にとって、東京都23区はなんとなく分かりますが、それ以外の市や村(村もあるのだぁ)は全くアウト・オブ・眼中。「東京都狛江市」なんて耳に慣れていないと思いますが、どうでしょう。

狛江市の皆さんには失礼かもしれませんが、私も東京に「狛江市」って市があるって知ったのは・・・最近です(笑)。そんな背景がありつつ、小田急に乗りました。狛江駅下車、遅くなってから伺ったんですけど、ほんと、地元商店街にあるような小さなお店でした。




このお店、お店に入るといろんな和菓子が取り揃えてあったのですが、和菓子の味の質は疑う余地も無しの地元密着の和菓子屋さんというのはネットで知りました。そんな「和菓子 志むら」さんですけど、「狛江」を象徴する商品があるのです。 狛江は多摩川を挟んで神奈川県と接しています。多摩川とは切っても切られない地域で、アユ、コイ、フナ、ウナギなどが毎年放流され、鮎漁も盛んなんですって。そこで、これ!よくご覧になってください。




これ、和菓子なんです。端から端までじっくり観察しても・・・・・本物の鮎にしか見えな〜〜い!しかも、な、な、なんと、焼いた鮎の香りがするんですよ。香りも再現しちょる。いやはや、これは、芸術作品に近いレベルじゃないっすかねぇ。

 


えっ?マジか?と思って、試しに割ってみると・・・・・ホントだぁぁぁ!中はあんこだぁ!




田舎種子島に帰るときに、「東京のお土産」に困っちゃうんですよね。いつも、ネタ切れでだったんですよ。この「鮎の姿焼き」は、インパクトもあってリーズナブルで、お土産にはグッドですよ。

ちなみに、それの上をゆく、商品も置いてあるんです。「鮎のおどり焼き」。








 「エイリアンラーメン」(2017.10.29)

地方の特産品には、昔ながらの安定したスタンダードな商品もあれば、未来を見据えたアグレッシブでチャレンジャー的な商品もあります。 その一つ、佐賀空港を中心に販売されている即席ラー麺です。ネーミングもパッケージもインパクトありますよねぇ、「エイリアンラーメン」。




特にパッケージをよく見ると・・・姿は蛇かウナギか、おどろおどろしいバケモノと、身が固まって驚愕している、胸がやたらボインちゃんの女と、あれ?石田純一じゃね?的な男のイラストがぁ。

 


このバケモノの正体は原材料を確認すると魚。なんてことはない、九州は有明海のみに生息する、”ワラスボ”ってゆうハゼの一種なんですって。




地元では、しごく普通に食卓に上がる魚だそうですが、絶滅危惧II類なんですって。え?捕っても大丈夫なの?それはされおき、すぐに連想するのが、これじゃないですか?映画「エイリアン」に登場する”チェストバスター”。なるほど、「エイリアンラーメン」のネーミングに関係あるのでは?ん、間違いなくあるね!




このラーメンのスープ、ワラスボから取ったんですって。だからなのか、妙にどす黒いぞい。




で、味は?



 「しば漬風柿の種」(2017.10.9)

数の大小かかわらず、屋外であれ屋内であれ、仲間内でつまみを持ち寄ってお酒を飲むというシチュエーションは普通にありますよね。定番というかベタというか、お酒のアテの代表的な乾き物といえば「柿の種」です。

「柿の種」って不思議ですね。仲間内でつまんで食べる柿の種はすごくお酒に合っておいしいのに、それに気を良くして、自宅で晩酌のまねごとみたいなことして一人飲んでも、柿の種が思ったほどおいしくない(笑)。

なぜなんでしょうか。

そんなことはどうでもよくて、ちまたには、いろんな変わった「柿の種」がありますね。カレー味だの、わさび味だの、ハバネロ味なんていうのもありますね。最近のパクチーブーム(ん?ブームなのか?)で、パクチーの粉末をまぶしたものも、有るとか、無いとか(ん〜、どっちなんじゃい!)。

「柿の種」ってイメージ的にお父さんのお酒の友といいますか、加齢臭がぷんぷんしている感がしませんか?そんなイメージを払拭するためなんでしょうね、子供受け、女性受けを狙った、チョコシーリーズってゆう商品も登場。私は、ストロベリーチョコでコーティングしたイチゴ味の柿の種を食べたことがあります。

もうね・・・はっきり言うわよ!ここまで来ると普通のチョコスナックだわい。「柿の種」の見る影もないわよ!そんなこんなで、最近、こんな柿の種、見つけました。京都のしば漬け味の「しば漬け風柿の種」

 


「風」とういうのが怪しいですが、渋いですね、「しば漬け味」。ん〜なるほど、ん〜〜この商品のターゲットは、おじいちゃん、おばあちゃんなのかな?


その姿からは、もう柿の種の片鱗はナッシング!



 「ドクター・ゾンビ」(2017.9.24)

今年も10月31日がやってきますね。ハロウィーンです。みなさんは、今年はどんなコスチューム・プレイで臨みますか?大儀名文で堂々とコスプレが出来て街をねり歩き、しかも、家からそのまま電車に乗っても怪しまれないし、その格好のまま喫茶店でコーヒー飲んでいても大丈夫。

逆に言うと、ハロウィーンの為にコスプレした人が大半でしょうけど、実は普段からコスプレ癖のあるちょと変わった人・・・ま、それならまだしも、この日がチャンスとばかりに、ハイテンションを装って触りに来るコスプレイヤーもいるらしいので特に女子は要注意ですね。

な〜んて言っても、女子は女子で、肩パット・ワンレン・ボディコンスタイル全盛のイケイケのバブリー時代を経験した女子ほど、昔取った杵なのか、若かりし頃の自分再び・・・なのか、むしろ過激な格好になる・・・らしいので、要注意です(笑)。

ほんで、この時季が近づくと商魂たくましく、期間限定的だとは思いますが、ハロウィーンに便乗したんじゃないか疑わしい商品も店頭に並びますね。

ま、普段、これといった楽しみもない不肖ヨシボーとては、今年はどんな新商品があるのか探すのは、年一回の楽しみの一つです。ということで、今回ご紹介する商品はこちら。「ドクター・ゾンビ」

商品のパッケージを見ると、

赤液 ゾンビウィリス
青液 抗体
緑液 回復液

ということになっています。

 


「ドクター・ゾンビ」とは、ゾンビになってしまった人間たちを救うために開発されたアイテムらしい。ん?おや?赤液はどういうことだ? この注射によって・・・で・・・どうしろ!といっているのかよく分かりませんが、こういうシステム、おこちゃまは大興奮ですよね。

 
グロイ着色料使っていますが、安心してください!水あめです。



 「アパ社長コーヒー」(2017.8.21)

東京をぶらぶらと歩いていると、あれ?ここもアパホテルなんだぁ?えぇ?こっちもアパホテル?主要な駅や繁華街近くなど、立地のいいところに建つ「アパホテル」。最近次々とオープンしてませんか?よく見かけるようになりましたね。石川県が発祥のアパグループも、この様子からして”破竹の勢い”進行形。

最近では、例の件で中国メディアに批判されて、デモや不泊運動にさらされたりしましたが、ガンとしてひるまず、切り抜けました感さえあります。それはそうと、アパホテルといえば、あの帽子でおなじみの「アパ社長」ですよ。

”アパ”と聞くと、いの一番にあの社長の顔が浮かんできますので、社長の戦略に私はまんまとやられてしまっています。宣伝効果バツグンですね。さらに、アパ社長ならではの、社長にちなんだ商品も発売されていて、「アパ社長カレー」、「アパ社長ラーメン」は有名。ばかうけアパ社長せんべいなんかも、このページでご紹介しましたところです。

これら商品は、アパホテルの売店に並んでありますので、泊まるまでもなく、売店に駆け込んでみてください。ちなみに非売品でみたいですが「アパ社長うまい棒」なんてゆうのもあるみたいです。なんで非売品なのかなぁ?

それはさせておき、今日ご紹介する、新入りアパ社長系商品は、これ!「アパ社長コーヒー」。

 


おおっと、今度は飲み物系に食指を延ばしてきましたね。消費者としてはラインナップが増える事はよろこばしいです。商品開発も”破竹の勢い”の様相。コーヒーカップ上でのドリップ式のインスタントコーヒーなんですけど、奇をてらわず、とっても口さわりがまろやかな、おとなしめのやさしいコーヒーです。








 「臭やカレー」(2017.8.6)

世界に目を向けると、生で魚を食べる日本の食文化に「うっ」と吐き気を覚える人もいると思います。日本人だって、イナゴや蜂の子を食べる長野の食文化に「うっ」と吐く人もいると思います。

種子島も然りです。でも、食文化はその土地の先人たちがその土地から採れる限られた食材を使ってコツコツと築き上げて来た、生きるためのノウハウ文化ですから、尊敬しますし尊重しますし敬意を表します。

普段から普通に食卓に上がっているご当地料理に対して、自分がお客様とはいえ箸を付けないというのは、相手の食文化に対する冒涜の何者でもありません。大変な失礼に当たります。

今日ご紹介する商品はこのページでは常連のレトルトカレー系です。その名も「臭やカレー」。そうなんです。あの「くさや」とカレーのコラボ商品。種子島ではどうかはよく分からないですが、東京に住んでいて「くさや」を知らないという人はいないと思いますがどうでしょうか。




強烈な臭いを放つくさやは、伊豆地方では、フェイマス・ポピュラーフードであるのは有名です。このカレーは、しっかりパックに密封しているので、その範囲では全く何も起こりません。原子炉でいうと、圧力容器に閉じこめている状態ですよ。ところがですね、封を切らないと食べられないので、封を切る訳ですよね。

封を切った瞬間ですね、いわゆる・・・チェルノブイリですよ。ちなみにパッケージの後ろに書いてある注意書きをご紹介します。




くさや特有のあの猛烈なアンモニア臭、ぶっちゃけ、うんこ臭が部屋中を一気に駆け回ります。 あのですね、不肖ヨシボー、このページでご紹介した「うんこカレー」なるレトルトカレーも体験済みです。




さらに、本物のうんこ味を追求した、いまは亡き「志み津」のリアルうんこカレーも体験済みです。

志み津


うんこ系カレーの免疫がしっかり出来ていると過信していた自分を・・・恥じます。

この「臭やカレー」、ワンスプーンでノックアウトでした。あの「志み津」の「リアルうんこカレー」ですら、完食したのに・・・です。この「臭やカレー」は、カレーのソースがもはや、くさやの漬け汁そのものなんです。

これは本当に食べ物なのか?・・・ってゆうか、そもそも「くさや」をおいしい!おいしい!といってお酒のアテに出来るアナタ!よもや、宇宙人ではあるまいか? 伊豆の「くさや文化」は常軌を逸している・・・・シ・ン・ジ・ラ・レ・ナ・イ!!





 「消防隊カレー」(2017.7.2)

あっちもこっちもつぶれている東京の本屋ですけど、試しに平積を覗いてみてください。ある写真集の話題がホットです。その写真集とは・・・「小池百合子写真集」。おおっと、今日は都議会選挙の日だったわい。




一昔前、自民党総裁だった「小泉純一郎」が総理大臣になっ頃、みなさん記憶されていますでしょうか、小泉純一郎総理の写真集が店頭に並びましたよね。バカ売れしているというニュースがまだまだ記憶に新しいです。 「小泉純一郎写真集」って、今、どうなってるんでしょうかね(笑)。「小池百合子写真集」って、誰が買うんでしょうか。不思議〜〜。




ちなみに、総理の支持率に乗っかってイケイケだった当時の自民党が、小泉人気にあやかっていろんなグッズを発売していたのをご存じでしょうか。わざわざ、永田町の自民党ビルの売店まで、自民党グッズを買いにいったのは、何を隠そうこの私・・・。

タブレット型のお菓子、「じみん糖のジ・ミント」なんか、イカシテましたね(笑)。箱買いして、タンスの奥に・・・。




写真集といえば、ちょっと前に沖縄の消防隊員の写真カレンダーが女性の間で大人気というニュースがありました。鍛え上げられたそのボディにメロメロという事でしたが、はてさて、当時、この「カレンダー」買った人は今はどうしてるんでしょうかね、そのカレンダー。

ちょっと遠回りしすぎました(汗)。さて、さて、今日ご紹介する商品はレトルトカレーです。その名も「消防隊カレー」。副題が「神戸の消防隊員が愛する味」。

 


パッケージの裏をみてみると、しっかり啓蒙発信しちょりま〜す。







カレーとはなんにも関係はないじゃん(笑)と思っていたら、ちゃんと、神戸市消防局が監修してるんだそう。阪神大震災を経験した神戸市が「商品を手に取った方々に、改めて防災について考えてもらいたい。」という意を込めて販売している正規商品ですって。決してウケねらいではなさそうです。



ごろっとした具がそのまま入っている、普通においしいカレーです。



 「プリンシェイク」(2017.6.11)

「カレーは飲み物」という迷言、もとい、名言を残して、草葉の陰へと身を隠して久しい、タレントのウガンダ・トラ氏。確かに、カレー皿にスプーンを差すやいなや、三掻き込みで噛まずにのどをスルリ。武士に二言は無し。カレーは飲み物なり。

今日ご紹介する商品は「プリンシェイク」。プリンは食するものにあらず、飲み物だぁというコンセプトで作られたんだそう。そう、すなわち、「プリンは飲み物」。

 




”プリン”、否っ!東京人は”プディング”と古式ゆかしく呼ぶその甘味は、西洋、東洋、その種類も富んでいて、味も、子供テイストから大人テイストまで数知れず。日本の大首都の面目ここにあり・・・的なバリエーションの多さに驚きます。

今は、保冷技術と流通網が進歩しているのでどうかは分かりませんが、幼少の頃の種子島でプリンといえば、大方「プッチンプリン」。プッチンとアレするアレです(笑)。




その他の商品は種子島時代は見たことが無いです。もちろん、プリン専門店など皆無。我が兄妹、お歳暮で親戚から贈られた時か、ま〜、強いて言えば病気で寝込んでしまって滋養強壮で枕元に置かれる時でないと出会えない幻の”スイーツ”だったので、大切に食べたものです。

田舎では賞味期限などの概念が当時は無かったので、まずは、神棚に先祖のお供えとして置かれて数日。十分、熟成してから(笑)、ころんがし(子供達のこと)に回ってきます。

子供達もその辺の要領は分かっていて、プッチンしてもガブガブ食べません。私はというと、プッチンなんか絶対にしません。母がきれいに洗ってとってあるストローを使って、まるで、地質調査のボーリングのごとく、カラメル部分までストローを差し込んではちゅる、差し込んではちゅるちゅるしたものです。

虫食い穴のごとく、端っこからちょっとづつちょっとづつ攻めてゆくのです。 あのカラメルの大人の味。たまらんとです。

それを、なんですか!不謹慎にも、「プリンは飲み物」なんて・・・ん?まてよ!何何?ストローを差してどうするんでしたっけ?ストローを差してちゅるちゅる?おや?これはどうゆうことだ?

私は幼少の頃から、飲み物のようにストローでちゅるちゅるしてたのではあるまいかい?

一応「五回ふって」なんちゃらと書いてありますが、振らずに缶切りで缶を開けて中身を出してみました。




なるほど、写真ではよくわからないかもしれないですが、プリン片がゴロリと残っているゲル状の液体が出てきました。「飲んで」みると、まんまプッチンプリン。




ん、結論!プリンは間違いなく飲み物だわい!



 「ペヤング やきそば ペペロンチーノ風」(2017.5.28)

ことある毎にどこかで同じ事を書いていると思いますが、ご容赦を・・・。「風(ふう)」という漢字。日本人ながら日本語ってスゴいなぁ、うまく出来てるなぁ、やっぱ日本だなぁと感じます。というのは、”白黒はっきりしないけど、それこそギスギスしないから、いいじゃん”的な・・・・。ん?「的な」も、あいまいな表現あぁ(笑)?

「〜風」って便利ですよね。「手打ち風蕎麦」って言われるとどうですか?食感は手打ちに感じるけど、実は機械打ちって事ですよね。でも、そう言わなきゃ、私みたいな貧相な舌なら、まんま手打ちのお蕎麦って事ですからね。「手打ち風」も「手打ち」も同音。もうね、頭が痛くなる。まぁ、この場合は同じ蕎麦だということ。

こっちはどうですか、今日紹介する商品!頭が痛くなる予感がする「ペヤング焼きそば ペペロンチーノ風」。

 


パッケージの写真も、もうパスタの世界。焼きそばじゃない。 見てください!できあがりのこの姿。これはパスタでしょ。「焼きそば」を全面に出しながら、味はペペロンチーノって・・・。これは、どうですか皆さん、「ペヤング ペペロンチーノ」でいいじゃん!ん?まてよ、じゃ、有名焼きそばブランド「ペヤング」じゃ無くなるね。

 


もうね・・・頭が混乱するぅ!!



 「冷やし味噌汁」(2017.5.14)

飲み物の自販機。普通自販機に並ぶ飲み物はジュースですよね。そんな概念を取っ払った出来事がかつてありました。お茶缶とお水缶の販売です。自販機にお金を入れて「お茶」や「水」を買うって発想が全く無かった私にとっては、当時衝撃的でした。だって、家に帰れば腹一杯お茶は飲めるし、水だって蛇口をひねればいくらだって飲めます。

こんなの、日本人はお金出してまで買わない!と高をくくっていたら、今は店頭でも当たり前に売っていて、むしろ、積極的に「お茶」や「水」を求める私。いや〜、販売企画した人のセンスってスゴいですね。既成概念に犯された私だったら思いもつかない事です。

それを思うと、私がナンセンスと感じることが実はセンスがいいのかも。その一つ、博多では、出汁を缶詰にした、飲む博多出汁スープ「うまや うまだし」なるジュースが普通に売っていて、大人気なんだそう。のどを潤すのにこの出汁ジュースはハマルんだって。な〜んて事を聞くと、この手の飲み物の登場は免疫が出来ているハズでした。




でも、今回ご紹介する商品、「冷やし味噌汁缶」はみなさん、どうですすか。ギンギンに冷えちょります。インパクトありますねぇ。どういうシチュエーションで飲みますかね?

 


伊藤園さん、思いっきりましたねぇ。しかも、なめこ入りとは。まぁ。ご丁寧だこと。

 


早速、飲んでみた!ん〜〜、想像したとおりの味だわい。まんま、冷たい味噌汁に違いないですね。・・・ってゆうか、むしろ、口直しに水が飲みたくなるぞい!



 「イカの塩辛ソーダ」「納豆ソーダ」(2017.4.23)

今日ご紹介するのは「イカの塩辛ソーダ」と「納豆ソーダ」という商品です。

 
 


そこで、皆さん、「サイダー」と「ソーダ」をウィキってみてください。いやはや、はずかしながら・・違うんですね。私、てっきりサイダーというイメージで買ったんですよ。ちなみに、「サイダー」は、炭酸水に香料・砂糖などを加えた清涼飲料 。「ソーダ」は水に無機塩類と炭酸ガスを混ぜた飲み物。純粋な 炭酸水のこと。ですから、「サイダー」は甘くて、「ソーダ」は甘くない!!

しかして、サイダーが甘味飲料水だからと聞いてもですよ、「イカの塩辛」味や「納豆」味は飲むまでには勇気がいりますが・・・・飲んでみて分かったんですが、「イカの塩辛」味や「納豆」味の「ソーダ」は、まさに罰ゲームです。




イカの塩辛の汁の味、納豆の汁の味が口いっぱいにシュワッと広がって、甘さでオブラートに包めばまだしも、ダイレクトに舌に響いて、喉ごしも最悪。

それはそうですよ!よくよくレーベルを見てみると、「罰ゲーム」って書いてある(笑)。えぇぇぇ〜、気がつかなかったぁ!!





 「まじぇまじぇカレー」(2017.3.20)

「まぜる」といえば、マレーシアの空港でのあの事件です。AとBを混ぜるとCができる・・・。人類が考えた悪魔の化学ガスの一つ、VXガス。某氏の顔面でまじぇまじぇして殺すって、ジ・ラ・レ・ナ・イ・シ・ン。大変な事件です。

で、事件と言えば、この”まじぇまじぇカレー”ですよ。萌〜〜なパッケージがイカス〜〜!2パック入ってます。

 


この人類が考える悪魔のレトルトカレー。パッケージの裏面に仕掛けが書いてます。AとBを”まじぇまじぇ”するんですよ。すると、大変な事にぃ。




たとえばですよ、スーパーのお菓子売り場の棚にはよくありますよね、おこちゃまに大人気のまじぇまじぇ、練り練りするお菓子。白い粉に付属の液体を加えてまじぇまじぇすると、あ〜ら不思議、お餅みたいにグミ状になっておこちゃまがまっしぐらする、あれです。

ほんでこのカレー。趣向は同じっす。赤液ソースと青液ソースとで出来ていてこれを混ぜるんです。ぱっと見、食べ物としてはグロい色ですなぁ。まぁ、赤と青の原色っすから無理もなし。単品だけでは未完成。この赤液と青液をまじぇまじぇするのらぁ〜。

 




ああら、ああら、すごい事になっちゃった!!・・・・って、え?黄色いカレーになるんじゃないの?黄色くなると思ってたぁ!




・・・ってゆうか、赤と青で「むらさき」って・・・えっ?これがオチ?



 「チョコレートカレー」&「甘〜い マルちゃん赤いきつね」(2017.2.6)

ネットやスマホが生活の一部になっちゃって、いつでもどこでも地図を見て自分の位置がワカル便利な世の中になっても、種子島ってどこにあんの?沖縄県?などとのたまう東京人は多いです(笑)。

節分は終わりましたが、皆さんは節分ってどんなことをやりますか?種子島の節分ってどんなことすんの?と聞かれます。何か成人儀式の足首にツルを巻かれてバンジージャンプするとでも期待するのでしょうね、「豆まき。鬼は外、福は内のそれ」と応えると、怪訝表情をします(笑)。いやいや、東京とおんなじですから〜。

でも、東京では昨今、「恵方巻」なる勢力が席巻していませんか。どうも関西の一部の地域の習慣だったそうです。だから悪いってゆう事は無いですが、コンビニやデパートを中心に盛んにキャンペーンを張って、節分=恵方巻に躍起になっていて、その証拠にバンバン売れているそうです。




種子島の島民にとっては、なんじゃそりゃという反応だと思いますが、種子島でいう海苔巻(切っていない海苔巻)を、”恵方”に向かって、「無言」でがぶり食うってゆうものです。

その姿を俯瞰してみるとまぁ滑稽でしょうけど、直に、日本全国デファクトスタンダード風習になるでしょう。って、かっこつけて難しいカタカナ使っちゃった!

ハロウイーンも風習化しそうですね。発祥は西洋キリスト圏でしょうが、日本流ハロウイーン(=大義名分のコスプレ大会)は、100年も経てば、韓国・中国よろしく、「日本固有の風習」だと・・・(笑)。まぁ、業界の思惑が見え隠れして、まんまと消費者が乗せられている典型です。その最大の成功例が、バレンタインデーとホワイトデーなのは周知の事実です。

2月14日はバレンタインデーです。この時期、日本全国のチョコレートの売り上げがマックスになるんだと。最近は不況だの、本命大事で義理は意味ないから止めましょうなど、組織には媚びないという風潮から、一時期の勢いは緩んでいるとはいえ、店頭を見るとチョコレート商戦彩りみどりで華やかですね。

全く縁の無い私は「大人の策略に乗るな〜、目を覚ませ〜」のやけくそ愚痴することもこのページで出来ますが、それはやめましょう(笑)。全国民的お祭りになっちゃいましたからね。

ほんで面白いのは、この時期、国民的イベントに乗り遅れるなとばかりに商魂たくましや、便乗商品もいくつか出ています。一番多いのは「ハートの形のなにがし」というもの。まぁ、チョコレートなんか関係ない(笑)!

超有名ラーメン店「武蔵」の恒例の「チョコシリーズ」。2017年はチョコつけ麺。その他、「チョコレートコロッケ」とか、「チョコレートとんかつ」は定番。カップ焼きそばの一平ちゃんは昨年に引き続いて新ヴァージョンを発表していますし、ペヤングも今年初参戦しました。


ペヤングも参戦


おもしろいのは入浴剤。入浴剤ですらチョコレートなにがしって、いっぱい出ています。ネットで検索してみてください。まぁね、ブルータス!おまえもか!状態っすよ。

で、今回ご紹介するのは、おこちゃまに大人気、好きな食べ物の常連第一位、カレーのバレンタインデーヴァージョン「チョコレートカレー」と、マルちゃん赤いきつねのバレンタインデーヴァージョン「甘〜い 赤いきつね」。です。旬が限定する企画物ですので、お話のネタとして屋早めにチャレンジして見てください。


◆「チョコレートカレー」

ネーミングからていくらチョコレートのカレーといっても、「カレー」と「チョコ」はそのインパクトでぶつかる素材です。ですから普通はカレーをベースに、ほんのりチョコが感じられるだと思いませんか?

違うんです(笑)。チョコレートなんですよ。マジ、チョコレート(笑)。白米にチョコ。カレーはどこに行ったの?ですよ。す、す、すごい!チャレンジャー!チョコと白いご飯の相性は・・・・・おはぎと思えば食えるのかな?

 


◆「甘〜い 赤いきつね」

マルちゃんの「赤いきつね」は、ここでどうこう書きませんが、そのうどんダシの・・・まぁ、みたらしあんこヴァージョンといったところ。

うん、うん、これは、有りじゃね。

 



 「ゾンビ茶漬け」(2017.1.15)

飲み会の後のシメで「ラーメン」はよく聞きます。お酒があまり飲めなっかった20代の頃もそうでした。でも、確実に老体に良くない(笑)。最近はよっぽどの付き合いでもなければ、絶対にラーメンは食べません。その代わりではないですが、飲み屋のメニューにお茶漬けがあればお茶漬けでシメます。

・・・が、このお茶漬け、くせ者です。さらさらと胃に入るのでさっぱりとしていてヘルシー・・・そんなイメージがありますが、よくよく考えればれば、まず、塩分過多、炭水化物の固まり、噛まないので消化不良。

ラーメンにひけもとらず、こっちだって体に良くないですよね・・・とまぁ、そんな事を前置きしながら、今日はお茶漬けアイテムをご紹介します。 その名も「ゾンビ茶漬け」。

 


まぁね、「ゾンビなんちゃら」ってゆう”ゾンビ”を冠した商品は忘れた頃に世の中に登場しますが、正直、手を変え品を変えよく考えますね。



早速、食べてみました。まずは、ご飯。




ほんで、茶漬けの素をふりかけて、ここまでは普通。




ほんで、ほんで、お湯をかけます。するとですね、な、なんと、赤くなるんですよ。血の海!!




付属のかやく、「青ゾンビ」を適当に置くと、あ〜ら、不思議、ゾンビ茶漬けの出来上がり!





問題はその味っすよ。・・・で、味は・・・・・・おおおおおおお、な、な、なんと、戦慄のぉぉ〜ちょめちょめ〜。





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