よろず壁新聞

こんなもの見つけた!−ナイスなグッズ 食品編(2020)


 再掲載「コオロギアイスもなか」(2020.3.15)



以下、記事が欠損していたので再掲載します。「コオロギアイスもなか」(2020.2.2)の記事です。


「モナカやないかい」、「モナカとちゃうやんか」、「そりゃ、もなかやろ」。2019年のM1グランプリの勝者は「ミルクボーイ」でした。”コーンフレーク”ヴァージョンも秀逸でしたが”モナカ”ヴァージョンも笑わしてもらいました。

ご承知のとおり最中はあんこを、上あごにくっつくあの独特の皮で挟んだ和菓子です。ミルクボーイ的に言えばお菓子では無くて「お供え物」だそうですが、今回このページでご紹介するの最中は、最中は最中でも中身がアイスです。いわゆる「アイス最中」です。

上野駅から浅草方面に歩いて15分ぐらいでしょうか「TAKEO」という小さいお店があります。そのお店は、将来70億もの人口になると言われています人類の希望の食材といわれつつ、世間になかなか浸透しない”昆虫食”の啓蒙兼商品の実売店なんですよ。

ここに、新商品「昆虫ふりかけ」なるものが発売されているということで、それを買いにいった訳ですよ。ほんと2、3坪というコンパクトなお店なんですけど、商品を手にカウンタに行くと、視界に入ったんですよ。カウンタ上に置いてあったある小さなポップ写真が。

そこには「コオロギアイスもなか」と書いてあるじゃないですか。俄然、気が惹かれたんですよね。「これは、テイクアウトできますか?」と私。「もちろんです。今すぐ作れます。」と店員さん。




見かけは普通のモナカです。「TAKEO」の焼き印が入っています。上の皮を剥ぐと・・・・

 


しっかりコオロギがトッピングしっちょります。サクサクスナックの食感で、アイスとのコンビネーションも抜群!

 






 「おかしでつくる枯山水」(2020.3.15)

宗教観が東洋とは違うからなんでしょうか、歩んできた歴史が違うからなんでしょうか、そこのところはよくわかりませんが、西洋では人間賛歌、自然と対峙して制圧してなんぼというマインドがあるみたいですね。それを物語るのが「庭」なんだそう。

確かに西洋の庭園の写真とか見ると、幾何学的模様に整えて、左右対称のシンメトリーにしていますよね。噴水なんか付けちゃって、水の流れも制御してアーチスティックです。それはそれで美しいですけど、一方日本はというとどうでしょうか。

7割が山岳、四季があって自然災害も当たり前の、やおよろずの神がいる島国です。自然にあらがってもきりは無し。共生、寄り添うものというマインドがあるのか、自然体、自然美を大事にしますよね。

「庭」も幾何学模様になんかしません。自然体を演出します。さらに庭のみならず、その周りの風景もそのまま、庭の延長のように取り込みますよね。

さらにさらに、川、山、木々が無くとも、砂や石で自然を演出するという高度な感性、感覚があります。それの証がいわゆる「枯山水(かれさんすい)」です。

いやはや、民度の高さは誇りにしてもよいとおもいます。そんな日本の未来を担う子供達が食べるお菓子にも、高度な感性、感覚を大事にする精神が流れてますよ。今日ご紹介する商品はこれ。

「おかしでつくる枯山水 〜本格的な枯山水がおかしでつくれちゃう〜 」

すごくないですか!パッケージを見てみると対象が8歳から。子供のお菓子、お菓子を食べるのも高度な感性、感覚が求められる。いやはや凄い。はい、これがパッケージ。対象が8歳以上。8歳というと小学2年生ぐらい?

 


セットの中身はこんな感じ。「禅の精神で、何かにとらわれず心のままに、自然美をつくりあげましょう。」とのこと。今一度、認識合わせしますと、これは8歳のためのお菓子です。

 


手始めに岩を作ります。岩用の粉と水を混ぜ合わせてコネコネします。専用の型に流し込み、冷蔵庫へ。ソーダ味のお菓子です。

 


冷蔵庫で岩が固まるまでに、白洲を作ります。専用のテンプレートに白砂に見立てた粉を敷きます。甘い粉です。専用のほうきみたいな道具でならします。

 


岩が良い感じに固まったら型から取り出し、白洲に並べます。この配置も「禅の精神で、何かにとらわれず心のままに、自然美をつくりあげましょう。」ですからね。今一度、認識合わせしますよ。これは8歳のためのお菓子です。

 


小石に見立てたチョコを並べて完成です。ここでも、「禅の精神で、何かにとらわれず心のままに、自然美をつくりあげましょう。」ですからね。今一度、認識合わせしますよ。これは8歳のためのお菓子です。

 


実食です。実食時もこれですから。今一度、認識合わせしますよ。これは8歳のためのお菓子です。










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