よろず壁新聞

こんなもの見つけた!−ナイスなグッズ 玩具編(2019)


 「足氷」(2019.11.24)

いわずもがな、記念すべき角川映画の第1作目作品は「犬神家の一族」です。探偵・金田一耕助をメジャーに押し上げた、連続殺人ミステリー映画です。主犯が昭和の大女優・高峰三枝子、犯人は分かっていても、時間があれば何度もDVDを見返してしまいます。全く飽きないです。

「ご臨終です」の後のタイトル、そして「愛のバラード」。これから、おどろおどろしい人間ドラマが始まるんだなぁと思うと、毎度、脇にじわっと妙な汗が出ます。

「スケキヨ!この白状な人たちに、その仮面を取っておやり!」。うわっ、こわ〜〜。マスク姿の「スケキオ」のインパクトが強烈でした。




今でもマスク姿のスケキヨをパロった、ぬいぐるみやイラスト商品を街中で見かけることもありますが、それに勝るとも劣らない強烈なビジュアルがアレですよアレ。そうです、静馬の湖の死体姿です。




どうですか、皆さん!なにがどういう理屈で、こんな格好で死体が湖面に浮かぶのでしょうか。全く意味が分かりませんが、映画のワンカットとしてはこんな秀逸なカットはありません。日本映画史に残るお見事なカットです。でもスケキヨグッズはあっても、写真のような静馬の股間グッズはなかなか見ません。

ところがどっこい、このカットを忠実に再現した製氷器が市販中です。その名も「足氷」。




映画のこの秀逸カットをこういう商品にしようと発想してアクションを起こした方、マジ尊敬します。クラウドファンディングを経て一般販売までこぎつけたというんだから、大拍手ですよ。期待を胸に箱を開けると、こういうシリコン製の器具が入っています。一つの塊に見えますが、ばらばらに分解できて、いくつかのパーツに分れます。




正直言いますと、複雑なギミックでして、もっとシンプルにできないのかなと思いきや、あのシーンを忠実に再現するための試行錯誤の結果なんだそうです。しかしながら、シリコンが柔らかいので、シリコンにちょっとでも圧力をかけたりやねじれを入れたりすると、氷が割れちゃいます。この点は改良が必要ですね。

ちょっと足首がもげてしまいましたが、ウィスキーに浮かべてみました。どうですか、こ、こ、恐わ〜。




今日の夕食は冷やし蕎麦にしてみました。こ、こ、恐わ〜。






 「ペヤング焼きそば 焼きペヤングメーカー」(2019.5.6)

2019年5月、令和の御代に突入しました。「ペヤング焼きそば」でおなじみのまるか食品の本店がある群馬県伊勢崎市では、こどもの日に合わせて、縦130センチ、横180センチ、高さ80センチの「ペヤングソースやきそば」の試食会が開催されたもよう。

カロリー数もすごくて、78万1830キロカロリーだといいます。こどもの日のイベントとして大盛況だったとのこと。もう一つのミッションとしてギネス世界記録にも挑戦。579人が規定の量を完食したらしく無事認定されたみたい。

この超ビッグサイズのペヤング焼きそば試食会の全貌については、ニュース記事にゆだねますが、私にとってのカップ焼きそばといえば、日清の「焼きそばU・F・O」です。でも、まるか食品の「ペヤング焼きそば」も時々食べます。

同じペヤング焼きそばでも、違うアプローチから誕生したチャレンジ色豊かなバリエーション焼きそばも魅力(中には、これ、もはや焼きそばじゃないじゃんというものもありますが・・・)ですが、まぁそれはそうとして、スタンダードな焼きそばでいえばいくつかのサイズがありますよね。

サイズを整理しますと、並盛り、超大盛り、超超超大盛りです。ちなみに並盛りのパッケージをよく見ると吹き出しに「Big!」ってあります。そうなんですよ、今は並盛りなんですけど、当時は他商品に比べて相当の麺の量だったみたいです。まさに”Big!”。




それが時代が下って、もっと、もっと・・・のユーザーニーズに応える形で、「超大盛り」(並盛り×2)、「超超超大盛り」(並盛り×4)が登場したんでしょうね。「超超超大盛り」いわゆる「メガ盛り」なんて「並盛り」の4個分ですからね。

 


そこでまるか食品さん、次なるステージへ!ペヤング焼きそばをもっとおいしく出来ないか?そうなんです、今回はまるか食品さんが監修したペヤング焼きそば専用器「焼きペヤングメーカー」をご紹介します。この専用器でつくりとペヤングがさらにおいしく出来るんですってよ。

 


パッケージを開けると、そこには電気プレートがあります。”ペヤング”のロゴ付き。専用の計量器も付いています。

  


早速使ってみました。計量器を見ながら水を張ります。張ったら電源ボタン、ON!!

 


張った水が沸騰してきたら、麺と加薬を投入。

 


様子を見ながら、麺を裏返してクライマックスへ。

 


電源を切って、ソーズをぶっかけてかき混ぜる!・・・で、できあがり。

 


ここまでご紹介してなんなんですけど、カップ焼きそばのカップ焼きそばたるゆえんは、お湯をかけて放っておけば、焼きぞばが出来ちゃうという手軽さがあるからこそ。この専用器を使うと、できあがるまでにけっこう目配せしないといけないいんですよ。説明書を見てみると「麺を裏返すのが遅いと、固い部分が残ってしまう場合があるのでタイミングに注意してください。」とあるんです。




タイミングは作り手に丸投げ。これは厳しいなぁ。上手くできあがる場合もあれば、そうじゃない場合もある。確実に上手にできる訳じゃ無いんですよ。ってゆうか、ペヤングのロゴが無かったら普通のホットプレートですからね(笑)。

それともうひとつ、「超大盛り」サイズには対応しているみたいですけど、「超超超大盛り」サイズには対応していないみたい。ん〜残念。でもよくよく考えれば「超大盛り」2回作れば「超超超大盛り」と同じ事かぁ。








戻る