日記のようなもの






 2020.4.5
毎年4月の第一日曜日は、川崎の川崎大師横にある若宮神社の中の一角にある「金山神社」という神社の恒例神事、かなまら祭(通称ちんこ祭)開催の日なんですけど、昨今の新型コロナうんぬんの影響で、事実上のお祭り中止となりました。

こればっかりは仕方ないですかね。例年、尋常じゃ無い人混みで押し合いへし合いになる「かなまら際」。それが中止ですからね。じゃ映画でも観ようかなと思っても昨日にあたる4月の4日、そして今日の5日も、東京都からの自粛要請で、都心の映画館は軒並み営業休止なんですよ。いや〜、参りました。映画館に限らず、美術館や博物館、レジャー施設もなんかも、右ならえ右!なんでしょう。

かなまら祭の話しに戻しますと、かなまら祭は世界にも知られていて、クールな日本人がこの日だけはクレイジーになるという事でも有名なんだそう。ここ川崎大師は関東では超有名なお寺で、大師と名が付くぐらいですから、弘法大師空海ゆかりのお寺です。そんなお寺なのに、かなまら祭にかこつけてちょこっと立ち寄って参拝するくらいでした。要するにかなまら祭の”ついでに”感覚です。

目下、市民も不要不急の外出は禁止ということになっていますが、ちょっと禁を破りまして、まさか、お寺の境内に入るのも禁止ということはないと思いますので、今日、川崎大師参拝をメインに、そして、かなまら祭が中止となった金山神社周辺の様子を散策する意を込めて出かけることにしました。

先に結論、とりあえずメインイベントの川崎大師参拝をきちんと果たしてきたことをご報告いたします。弘法大師さんにもしっかり参拝しましたよ。ただ、川崎大師の参道と境内がこの有様でした。参道沿いのおよそ5割近くのお店が営業休止状態でした。こんなに人影が無い参道と境内に、ちょっと怖くなりました。

 


さて、ちょっと時間を戻します。川崎大師駅前に正午に到着。本来なら、外人さんを含めて京急川崎駅からの電車が寿司詰め状態になるのに、車内はガラガラ。余裕で座れましたし、降下駅の京急川崎駅前もこんな感じ。まんま寂れた地方駅ですよ。人が居ない!

 


駅前に若宮神社があり、かなまら祭に日なんか、神奈川県警の交通整理なしには身動きが出来ないほど、駅前広場や道路は人、人、人なんです。若宮神社の境内に入るにも長蛇の列の一員になるしかないのですよ。2時間待ち、3時間待ちなんて当たり前。ところが、そんな心配は今日はご無用。ガラガラでした。




その若宮神社の境内の片隅に金山神社があります。モダンな作りの建物の横に黒ちんこ様、目の前に赤ちんこ様が鎮座しております。しっかりお参りして来ました。

 


左が黒ちんこ様、右が赤ちんこ様。触ると、子宝に恵まれますよ。

 


さてさて、本来なら境内には出店が並び、ちんこにちなんだ様々なグッズが売られます。かなまら祭の人気ナンバーワンのグッズは、もちろん「ちんこ飴」で、女の子たちが堂々とちんこ飴をなめなめしながら市中を闊歩できるのは、かなまら祭の日だけの無礼講です。


*これは資料画像です


でもそんな姿は期待できず、開催”自粛”という名の事実上の中止の張り紙がむなしく張られていました。が、川崎大師の参道にある評判堂本店さんで、ちんこ飴が売っているという張り紙があったので、急ぎ、評判屋さんに駆け込みました。

 


評判堂本店の軒先。ちんこ飴だけは、評判堂本店さんに売っていましたよ。その他のグッズは無いのかな?

 


ついつい色違いのちんこ飴とま○こ飴を手に取ったので、気がつけば5000円分買ってしまいました。ってゆうか、こんなに買ってどうするんでしょうね。



 





 2020.1.18
新年、一発目のつれづれなるままの日記です。令和2年、もう1月の半ばを過ぎました。早っ!あっという間ですね。で、今日の外は冷たい雨・・・。外出も望めない。相も変わらず今日もつれづれなるままの日なので、かつてよりちょと気になっていた事がありましたので、この機を使ってある実験を実行してみました。

「舌鼓(したつづみ)」って言葉があるじゃないですか。「この間、銀座の某寿司屋に行ってきたよ。あまりの旨さに舌鼓を打ったよ」。あまりの旨さに鳴る”舌鼓”。実は私、舌鼓って、生涯聴いたことが無いのです。

むろん、普段から美味しい物を食べたことが無いから、鳴ろうにも鳴らないというのが真実か?それにしても”舌の鼓”とはこはいかに?この舌鼓ってどんな音なのか、ってゆうか、どういう舌の動きをすれば鼓が打てるのか?俄然興味がわきます。もう死んでも良いと思わせる美味しい物を食べたときに鳴るという舌鼓。誰か美味しい物を食べさせて欲しい。

さて、今日は「舌鼓」の話ではありません。「舌鼓」については、また別の話。「醍醐味(だいごみ)」って言葉、あるじゃないですか。「ラグビーワールドカップ、ライブで見に行ったよ。やっぱ、ラグビーはライブに限るよ。これぞラグビーの醍醐味だね」。

この”醍醐味”についてです。

辞書を引けば、「この世のものと思えない最上級の味」とあります。この世のものとは思えない、最上級の味ってどんな味なんだろうか。問題は次の一節です。「醍醐という乳製品の味のこと」。なるほど、乳からできた醍醐という食べものの味・・・だから「醍醐味」。

さらに調べますと、諸説あるそうですけど、「醍醐」とは仏教が伝来した頃伝えられた乳製品のことで、その製造方法は今では失われてしまっているのでよく分からないという。ただ、乳から酪(らく)をつくり、酪から生酥(しょうそ)をつくり、生酥から熟酥(じゅくそ)をつくり、熟酥から醍醐をつくるらしい。

酪?生酥?熟酥???なんのこっちゃ?とどのつまりは乳(ちち)を煮詰めていって、煮詰めた先の今で言うところの「バター」みたいな黄色いかたまりになったものを一応「醍醐」と言うらしいです。

純粋な乳だけでつくるものなのか、他の添加物を入れなくてもいいのか、乳といっても何の獣の乳なのか、当時の本当のレシピが失われているので、真の”醍醐味”は今となっては誰も知らないので検証は厳しいです。でも、真の味にはたどり着けないにせよ、興味沸きませんか?

チャレンジしてみる価値、有りですよ。だって、所詮はもどきでも「この世のものとは思えない」味に近づこうという事ですから。で、早速近くのスーパーから牛乳を買ってきてチャレンジしてみました(どれだけ暇なんだよ・・・・笑)。 とりあえず、牛の乳、牛乳を鍋に入れて火にかけることにしました。

沸騰したり焦げたりするのは御法度なんだそう。そこで超弱火で慎重に煮詰めることにしました。



@雨の中、スーパーに走って行って買ってきた牛乳。一応、無調整(脂肪分があるもの)を使用。

 


A鍋に牛乳1000mlを入れ、台所のコンロに超弱火でセット。・・・・セットしたものの・・・・。

 


B油断すると沸騰していたり、表面に湯葉みたいなものがすぐに出来ちゃうので、仕方なくカセットコンロに切り替えて、台所から移動してテレビ部屋で監視することに・・・。

 


C超弱火で煮詰めるので、相当時間がかかるのをこの時はまだ知らない。4時間ほど煮詰めるとこんな感じ。真っ白な牛乳が黄ばんできます。さすがに4時間も火にかけると気持ち・・・どろどろのゲロ、もとい、ゲル状になりました。




Dその後あっという間に水分が抜けてゆくので片手間ではダメ。常に注意しながら攪拌しないと焦げるぐらいデリケートになります。




E5時間を越える頃は、なんとなくチーズに似てだいぶ固くなりました。おお〜、ここまで来るのに長かったぁ。5時間だよ、5時間!




E煮詰めて6時間。なんとなくチーズに似て手で持っても大丈夫なくらい固形になりました。ここまで来ましたよ。感無量ってな感じです。全体的に黄ばんでいるのでチーズに似ていると言えばそうかなぁ。ゲロ?

 


Fおおおおおぉぉぉぉ〜、一片もいでみると、お菓子みたい。これが「醍醐」なのか?「醍醐」じゃないのか?否、これは「醍醐」にちがいない!さぁ、後は口の中に運ぶだけだ!早速、口に運んでみよう!リアル”醍醐味”。







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