日記のようなもの

2019.9.1
種子島に、東京で言う「遊園地」なるものは残念ながらありません。ならば大きく広げて娯楽施設はあるかと聞かれると、ゲームセンターもありませんし、映画館もありません。もちろん、水族館やバッティング場、ボウリング場もありません。 文化施設や文化イベントの有り無しで比較すると、東京のそれには全く歯が立ちません。東京のどこに住んでいても、１時間もあれば国宝がそこここに有りますし、海外の至宝の展覧会がどこかで開催されていますし、毎日どこかで内外の有名アーチスト問わず、芝居やコンサートが開催されています。 種子島ではそんなことは望めません。絶望的です（笑）。では、地元種子島の遊びの王道といえば何でしょうか。間違い無く釣りでしょう。地元で発行されている観光マップを覗くと、観光施設に加え、釣りを楽しむことができる磯場情報も掲載ているぐらいなので、地元民の楽しみは釣りや磯遊びでしょうね。 ま、総じて、大自然を相手にしたスポーツ的なものや娯楽（川をせき止めて”えびくみ”なんかよくやりますよね。）を見つけて、ってゆうか、生み出して楽しむ、そんなところだと思います。 ところで、学校の夏休みだって農作業の手伝いに借り出される、そういう環境で幼少を過ごした私は、テレビでしか観たことが無い「遊園地」にあこがれましたよ。東京の人は夏休み中、好き放題にゲーセンや遊園地、ディズニーランドで遊べる訳でしょう。そりゃ、都会人で生まれたかったですよ。 さて、９月１日、屋上遊園地としては関東でたった１カ所、細々と営業していた、川越の「わんぱくランド」が閉園になりました。な〜んて知ったかぶりして書きましたが、屋上にある遊園地がことごとく無くなっていて、この川越のそれが最後の屋上遊園地だとは知りませんでした。 とっても残念な事です。残念に思うなら普段から足を運べばよかったじゃんかとお叱りを受けて当然です。はずかしながら、今日閉園になるという報を聞いて慌ててはじめて屋上遊園地「わんぱくランド」に行ってきました。 その前に、「川越」と聞けばどうでしょうか。１０人が１０人、「川越小江戸」というフレーズが頭に思い浮かぶんじゃないでしょうか。関東在住の方は、どこにあるのかご承知のとおり、「川越小江戸」は埼玉県にあります。そう数は多くはないにせよ、私もよく出かけます。 それは何故か、街全体が巨大遊園地、ワンダーランド化しているからです。とても１日では回りきれません。女の子大好きなカフェだけでもすんごい数ありますよね。 「川越小江戸」は江戸の町並みが相当残っているエリアで、いろんなお店が軒を連ねてひしめき合っています。タイムスリップするというと大げさですが、街の様子が違うし空気が違いますよね。 川越駅下車して「川越小江戸」に行くまでは、埼玉の原宿と呼ばれているクレアモールを歩いて行くことになるかと思います。この通りを歩くだけでおなかがいっぱいになりますが、その先に「川越小江戸」が控えています。それにしても、いついっても凄い人通りでびっくり。 「川越小江戸」だけに目がいって、クレアモールにある丸広デパート屋上の「わんぱくランド」はうかつにもアウトオブ眼中でした。今日が最終営業日ということもあって、家族連れのお客さんとマスコミの方々でいっぱいでした。   遊園地は見るものじゃなくてアトラクションに乗るもの。でも、今日はあきらめました。それぞれのアトラクションは、今か今かと待っているお客さんの長蛇の列でした。それにしても、昭和臭がムンムンする乗り物にはほれぼれしますね。   屋内はゲーセン。ゲーセンも寿司詰状態。閉園最後の日なんかに来ちゃダメですね。 屋上遊園地というカテゴリーの遊園地は、関東ではコレで消えてしまう訳ですが、浅草の遊園地「浅草花やしき」がまだまだ現役で、昭和の香りを残す素晴らしい遊園地なので大事にしたいものですね。
2019.6.23
粗大ゴミ置き場と化している我が家のベランダに野ハトが巣を作ってしまったお話をさせていただきました。５月２６日の日記です。２個の親指ほどの小さな白い卵を巣の上に確認出来ました。 くどいですが、ベランダが粗大ゴミ置き場みたいなので、野バトにとっては絶好の隠れ家なんでしょうね、油断するといつの間にか巣が作られてします。 巣を見つけたらすぐに撤去してハトが近づかないようにしてるんですけど、今回はどんな心境変化なのか、ま、いいかなと放っておいたのです。それから迎えた先週は６月１５日土曜日。 東京の天気は朝から雨。そして思った以上に肌寒い日でした。本格的な梅雨入りです。それまでは好天温暖な日が続いたのにこの雨と寒さ。そんな日に・・・朝からピーチクパーチクとベランダがかまびすしい。 あっ、そうだった！平日は仕事中で帰宅は夜。ベランダに巣を作った野バトに意識が向いていなくてはっとしたんです。巣をのぞき込んで見ると驚いた親バトが逃げていきました。飛び去った跡には、な、なんと、けっこう大きくなった雛が・・・。 2019.6.15時点の様子 ちゃんと巣穴に収まってじっとしていますね。ほほえましい。   いや〜、あのかわいい小さな白い卵からすると、図体がデカい。しかも、親が居なくなると赤ちゃん特有の周波数の高い猛烈な鳴き声がピタリと止むんです。親が居ないときはじっとするんでするんでね。敵に見つからないようにするための本能でしょうか。 そしてそして、１週間経った今日は６月２２日。巣はそっちのけでベランダの隙間という隙間を動き回る雛たち。 2019.6.22時点の様子   そして、放尿、脱糞はお構いなし。 ところでこの雛たち、親が視線に入るとですね、すごい鳴き声出すんですよ。ベランダのアルミサッシの窓を閉め切っても、ピーピー響いて部屋中に聞こえます。今年は巣を取り除かなかった事からある程度覚悟はしていましたが、近所迷惑甚だしいですわ、こりゃ。
2019.5.26
家庭ゴミの中でも粗大ゴミはやっかいですね。お役所に特別に回収をお願いすることになるのでその費用が掛かりますし、回収場所、日時を指定するなど手続きが面倒くさいみたい。そこで私は、不要になった茶ダンスや使えなくなったガスコンロなどなど、ベランダに置きっ放しにしていますという話をどこかでしたと思います。 さすがに野ざらし５年もすると、鉄材も木材もぼろぼろになるので、あとは、細切れに”燃えないゴミ”で出せるからです。ちなみに電化製品はドライバーや金ばさみ、トンカチなどを駆使して分解してから、コツコツと”燃えないゴミ”に出します。ね、頭、いいでしょ（笑）。ですから、未だに粗大ゴミの出し方の手続きをやったことがありません。 ベランダの話の戻します。隣近所の立場に立てば、お隣のベランダが廃棄物置き場みたいになっているのは気分はよくないと思います。そこは、ご容赦いただきたい。そんなベランダにはかわいい訪問者が現れます。めざといですね。ハトです。 春から初夏の頃はどうも巣作りが旬らしくて、私のベランダは都合がいいんでしょうね、油断するといつの間にか片隅で巣ができあがっていることがあります。そのまま放置すると卵から雛がかえって本格的な子育てが始まるでしょうから、隣近所からどんなクレームが来るか気になります。 そこで、かわいそうですが見つけ次第、巣と卵を撤去するんです。今年も、ベランダの欄干にしれっと留まっているハトをよく見かけるようになりました。 はは〜ん、もしや、と思ってベランダを探してみたらやっぱり・・・・ありました。ってゆうか、ちゃっかり、卵を温めている模様。   時折、お母さんとお父さんが入れ替わる（ように見える）ので、そのタイミングで巣を確認しましたところ、卵産んでいました。今年は２個です。 いつもなら、無慈悲に撤去するんですが・・・・今年はどうしたもんでしょうね。
2019.2.5
去る2月3日節分の日、皆さん、どうでしたか？恵方巻を買ったあなた！大手コンビニが仕掛けた戦略にまんまとやられていますね（笑）。節分は、神社でおはらいをした豆を買って、福は内、鬼は外・・・が基本ですよ。 な〜んて、知ったかぶりの独身男子には、まったく関係の無いイベントです。 さて、もてない男子には全く関係の無いイベント・・・迫る2月14日。独り身の私としてはバレンタインデー自体が悪の権化としか思っていませんが、毎年毎度のことですが、ショップやレストランは”チョコ”商戦ヒートアップ中です。とにかく稼ぎどき。稼ぎどきは便乗が鉄則！月並みな言い方ですが、チョコ業界だけにおいしい思いをさせてはいけないと、いろんな分野のお店のチョコにこじつけた企画、花ざかりです。 ちょっと脱線しますが、どうですか皆さん、ここんところ義理チョコ（昨今ではお疲れ様チョコとか感謝チョコとも言うらしいですが・・・）という悪しきしきたりは下火になってきていませんか？そういえば、生命保険担当のお姉さんから毎年”営業”義理チョコをもらっていましたが、今はそれも無くなりました（笑）。生命会社のコンプライアンス上の問題か？ 正直いいますと・・・ホント、この流れは吉報ですよ。有り難い風が吹いてきました。義理チョコ、感謝チョコなんてもう完全撤廃、止めましょう。勘違いしますし、仮にもらっても気を遣って気を遣って”お返し”に難儀するだけなんですよ。まぁ、私の本音はバレンタインデーなんて無くしましょう・・・なんですけど、女子の皆さん、チョコは本命彼氏や愛する夫にだけにしましょう。 話を本線に戻しまして、東京の人気ラーメン店の「麺屋武蔵」さんでは、このバレンタイン時期、まぁ、期間限定ではありますが、ガーナチョコレートでおなじみのロッテさんとのコラボした商品「つけガーナ」がメニューに登場します。私も「期間限定」という言葉に惹かれて、お店ののれんをくぐります。「つけガーナ」、さすがですね。巧妙で絶妙なバランスですよ。やっぱ武蔵さんのラーメン、味は安心、完成されたチョコテイストのラーメンです。 さぁ、今年2019年も、もちろん武蔵さん、やってますよね・・・と言う感じでなにげにネットを覗いてみますと、なんと、あの中華らーめんチェーン店「幸楽苑」さんも期間限定のオリジナルラーメンを出しているとのこと。 ちょっと浮気をしたくなりまして、気がつけば外国人行き交う夜の六本木、「幸楽苑 六本木店」の入り口に立っていました。ドアを開けると店内カウンターに案内されました。ちょうど１席空いていたので座ってみると、テーブルに堂々と「チョコレートらーめん」の紹介プレートが・・・・。   店員さんにアイコンタクトを送り、プレートを指さしながら「チョコレートらーめん、お願いします」と声高めに注文すると、常連とおぼしき両隣に座っていたお客さんの冷たい視線がこちらに。 スープもチョコ色、そして少々分厚い板チョコもトッピングされ、口直しのチロルチョコ（ん？口直し？）も付いてきます。板チョコが自然にスープに溶け込んでくるので、チョコレートの甘い香りが鼻先をすすります。まぁ、そのことを差し引いても・・・スープはしっかりチョコですよ。しっかり、チョコテイスト。「チョコレートらーめん」なんだから当たり前ですね。    ラーメン専門”高級”店の「麺屋武蔵」さんと、大衆食堂安くてなんぼの「幸楽苑」さんとでは本来比べてはいけないのでしょうが、このお値段でこのクオリティはあなどれないです。コストパフォーマンスはすごいです。普通においしかったです。